[商品企画] 1ページ企画書の作り方

ガッツリした企画書は、調査や熟慮の上、練りに練り上げるべきものですが、日常的な意思決定ではもっと意思決定のスピードを上げるために簡易的な企画書を使うのが良いです。

おおむねA4用紙に1ページに論点をまとめて整理して、項目に論理的な矛盾がなければ基本的にはGoというルールで運用します。

項目としては、以下のような感じでA4用紙1ページにまとめます。最もワープロでA4に仕上げる必要もなく、項目さえ整っていればメールなどでも構わないでしょう。また商品企画に限らず、一般的な意思決定の稟議にも応用できると思います。

  1. 目的
  2. 提案の背景・必要性
  3. 提案
  4. 根拠
  5. 予想される課題(企画を採用したら、どんな懸念事項があるか)
  6. 予想される論点(稟議上、何を議論したらよいか)
  7. ネクストステップ(意思決定した場合、次にやるべきことは?)
  8. 添付資料(必要に応じて用意します)

これを読む方の上司としては、企画でやりたいこと、リスク、意思決定の論点、意思決定後のアクションプランが一目でわかるため、全てが矛盾なく筋が通っていれば問題ない企画と判断できます。逆にロジックに抜けがある場合には、企画を進めるにはリスクがあります。

検討が必要な事項のチェックリストとしても良いですし、大きいプロジェクトであれば、各項目をさらに詳細に詰めていく事で進めていけると思います。