素粒水アンダーシンク浄水器が販売されたらしいので見学(追記あり)

2026年7月8日

以前に「素粒水」なる浄水を作る浄水器の科学的な説明がインチキすぎるのと、長野の某メーカーのOEM品じゃねえのという記事を書いたのですよ。

素粒水の浄水器はエイコー社のOEM製品だよね
https://mindtech.jp/?p=2370

最近、素粒水のアンダーシンク型が発売されたというので見学に行ってみたら、なんやこれといった形状というかラベル。こんな怪しげな感じで販売してしまうわけですか。

これも「ファミリーサービスエイコー社」のOEMなのかなあと見学しにいってみたら該当する製品は無く、おそらくは他社製品を担いでいるのでしょう。
ざっと特徴的な外見から検索してみますと、似たような製品がありました。楽天、アマゾンで売ってます。サイズ的にも2年交換な所も同じですな。

https://amzn.to/4auqPXe

ノーブランド品という事で製造元まではわかりませんが、まあ調べてみればわかることでしょう。

問題は価格。17600円で販売されています。

で素粒水のアンダーシンク浄水器ですが・・・・

2万円ものっけてきているわけですが。メーカーから仕入れルートがあれば、もっと安く入れているはずですね。販売店から17600円前後で仕入れてラベルを貼りかえて出荷しているとしても、倍以上ですな。

これも蛇口に取り付ける従来の「One Water Eco」同様に連鎖販売取引で取り扱いしているとすれば代理店のフィーも発生するので、その分ののせるにしても、ずいぶんなご商売ですなあ。

元のOne Water Ecoはそのままファミリーサービスエイコー社に注文がリレーされているようですが、これも同様に株式会社ユーピーの浄水器専門店ウォーターメッセージから品物が届いてしまうのでしょうか。どなたか買った方がいたら、こっそり教えてください。
まあ、あのラベルのクオリティーだと、どこかしらから仕入れてきて後付けで無断で貼っている可能性も高そうね。

[2026-07-07 追記]

この製品、岐阜県山県市にある株式会社 水生活製作所の「磨水(まみず)5アンダーシンク用交換用フィルターカートリッジ」のOEM(というかラベルを貼りかえただけ?)の可能性が濃厚です。サイズ、性能指標などがほぼ一緒です。受託生産もやっていることから、"One Water Eco"と同じパターンですね。製品的には、それなりにちゃんとしている様子。

https://www.mizsei.co.jp/product/j217p-k2

直販サイトからだと17600円でいまなら10%オフ。OEM製造だと仕入れはもっと安いと思いますので、やはり「素粒水アンダーシンク浄水器」は20000円ちかくぼったくっているわけですか。マルチの製品は怖いですねえ。

ちょっと気になるのが、磨水5は「元止め式専用」とあるわけですが、「素粒水アンダーシンク浄水器」の方ではその説明が無いのですよね。取付のアダプターの整合性だけ。つまり、蛇口をひねって始めて浄水器に水が流れるような配管でないとダメで、水道管と蛇口の間に取り付ける配管だと常時、浄水器に水圧がかかるために故障の原因になりかねんと。これは事故の元じゃないですかねえ。まあ説明欄に

「給水ホース」と「止水栓」の接続部の口径が異なるメーカーの場合、口径変更アダプターが必要となりますので、接続工事は必ず水道工務店に依頼確認をしてください。個人での作業は破損、水漏れの原因となり当社では保証不可です。

と書いているくらいだから、販売側ではわかってはいるのだろうなあ。
で、いつもと同じでトンデモ化学製品の不思議説明は健在。

で、2024年11月1日から実験しているようですが、「醗酵する水」のはずなのに「酸化することなく存在しております」って、水に漬けて密閉して酸素をカットしているなら、そりゃそうじゃんという話以上に、「素粒水は醗酵するお水です」と書いているのに、1年半も経っているんだから発酵しないとダメじゃん。発酵するならシードルみたいになってないとおかしいわけですね。例えばブドウを自然発酵させたらワインになってないとおかしいのと同じわけですよ。(まあラベルだけ過去日付にして、急いで撮影したんでしょうなあ。きっと)

「醗酵する水」と「還元する水」という2つの設定がごっちゃになっているのは、馬鹿ならだませるにしても、中学・高校化学をちゃんと勉強している人なら違和感もちますわな。まあ馬鹿しか買わない製品だろうけど。

[2026-07-08 追記]

「素粒水アンダーシンク浄水器」の性能指標ですが盛っている疑惑です。景品表示法的に大丈夫なのこれ?

まずは素粒水アンダーシンク浄水器の方

続いて、磨水5のマニュアルから抜粋

もろもろコピーしているのは分かるのですが、水量が倍の20,000Lになってますね。大丈夫なのでしょうか。仮に「素粒水アンダーシンク浄水器」は「磨水5」のOEM品では無いにしても、定格容量は浄水器内部のろ材の量によって決まってくるわけですが、同じサイズで倍のろ材を詰め込めるわけでしょうか。「圧縮して詰めている」としたら、今度は水流・水圧の問題が出てきます。まともに使える水流の量じゃなくなりますよね。