あけましておめでとうございます。

昨年を振り返ると、仕事面では数年がかりで仕込んできたプロジェクトがコロナ対策で急遽頓挫して、どうなる事やらと心配でしたが、なんとかリモート作業の環境・体制を整えて、なんとか乗り切れた感じでした。急いで動画編集ソフトを使えるようにすると共に、ZoomやTeams、OBSなどを使ってオンラインセミナーなどを行う事も出来ました。

さて2021年ですが、昨年に止まったいろいろな仕事も進めたいのもありますし、ドキュメント作成関連の支援をしていきたいと考えています。

リモートワーク主体になってから、いろいろなプロジェクトの支援をしましたが、これまで対面で行っていた打ち合わせなどはZoomなどのオンライン会議に入れ替わりました。合わせて、チャットなどのコミュニケーションツールの利用と共に、ドキュメントを書くという事の重要性が高まったと感じています。

日常的なコミュニケーションの延長では、ショートメッセージの応酬で対応できていますが、それらをまとめ上げ、きちんとした文章として残してコミュニケーションに利用することは、働く場所もコミュニケーションの密度も従来と変わってしまった今となっては、非常に重要なスキルになっています。

ただ、作成されたドキュメントを見ると、結構まずいなあと思う例を多く目にしました。特に技術関連の文章に目を通す事が多いのですが、文章の組み立て、言葉の使い方など直しまくってきました。

ふと気づくと、これらの技術文章を書くトレーニングの機会は少なく、参考になりそうな書籍もあまり見当たらないのですよね。大きい会社であればドキュメント標準に合わせ、書き方の指導などもあると思うのですが、それらの機会を持てない人は、なかなか上達の機会が無いのかなと思いました。今年中には、テクニカルライティングのノウハウを、何らかの形でまとめていきたいと考えています。