Thinkpad X1 Carbon 5th GenにUbuntu Linux 24.04をインストールした際のメモ
さすがに第7世代CPUでWindows 11にアップグレードできず、トラブルも多くなってきたため新しいノートを新調しました。空いたX1にUbuntu Linuxを入れて実験用に使うかと思い立ち、試行錯誤のメモです。
ISOイメージデカすぎる問題
インストーラーはここからダウンロードできます。
https://jp.ubuntu.com/download
ISOイメージが6GB越えとかマジですか。昔のUbuntuのイメージしかなかったので、いつの間にこんなにお育ちになったのでしょうか。普段WSL2でしかUbuntuを使ってなかったから知らなんだ。DVDに焼けないよ・・・
とにもかくにもインストールメディアは作らないといけないので、rufusを使うのが吉のようです。
https://rufus.ie/ja/
6GB越えのUSBメモリを用意して、rufusからダウンロードしたISOを用いて、ブートメディアを作成します。X1側もUSBメモリからのブートを有効にしてから、再起動してブート~Ubuntu Linuxのインストールに進めます。
トラックポイントが動かない問題
インストール自体は無難に進み、まあまあ使えるレベルには初期設定がされています。画面の解像度の調整などは「設定」から出来ます。トラックパッドは動いたので操作に問題はなかったのですが、赤いぽっちんマウスことトラックポイントが動きません。ここは先人のお知恵をお借りします。
Thinkpad X1 Carbon 第6世代+Ubuntu18.04 でトラックポイントが動作しない問題の解決策
https://virment.com/thinkpad-x1-carbon-6gen-ubuntu-fix-trackpoint
ここにあるように、/etc/default/grub に"psmouse.synaptics_inputtouch=1″を追記し、再起動すると無事にトラックポイントが反応するようになりました。
また、スリープ後にトラックポイントが効かなくなるという事象も出てきましたので、上記記事の内容と同じく reconnect-trackpoint というスクリプトを作って対応しました。
新規ウィンドウが左上に表示される問題
新しいウィンドウを起動すると、初期位置が画面左上に固定されているようでして、左側のラウンチバー(と呼ぶのか?)と重なります。バーを自動で消えるようにしてもウィンドウ左が隠れ気味になるので、うっとうしい。
とりあえずは新規ウィンドウが画面の中央に表示されるようになれば、ちょっとはイラつきが解消されるかと設定を見てみたが、それらしいものが無く、gnome-tweaksを使うのが吉のようです。
$ suto apt install gnome-tweaks
$ gnome-tweaks
ここで、ウィンドウ>click Actions>新しいウィンドウを中央に表示する スイッチをON
これで新規ウィンドウが中央に表示されるようになり、個人的にはフラストレーションが解消されました。(人によっては初期位置は左側という方もおられるようなので、人それぞれなんですねえ)
いろいろとアプリのインストール、設定を行い、それなりに使える環境にはなりました。まあWindowsにあってUbuntuに無いアプリ(Evernoteとか)はしょうがないですな。何かトラブルがあればここに追記していこうと思います。