ブラウザのシェアでIEが下がりChromeが主流に

かつてのブラウザ戦争を知る世代にとっては、IEの過半数割れって栄枯盛衰を感じますね。

ついに日本でもIEが過半数割れに、世界はすでにChromeが寡占
http://ascii.jp/elem/000/001/020/1020922/

バージョン3~6あたりのブラウザ間の互換性がひどかった時代に比べれば、それなりにそれぞれのブラウザが標準準拠してきました。そのため、画面での表現上、画面レイアウトが見るに堪えないレベルのという事は無くなりましたので、昔ほどはブラウザシェアの持つ意味は低くなったと思います。それでもWebアプリを外注するようなケースではテストケース作成の段階で、どこまでを対象にするかは悩みどころですね。社内限定利用のイントラ以外では「とりあえずIE限定で」というのも難しくなってくるわけです。

個人的にはChromeのメリットは出始めの頃よりは大きく薄れているように感じます。IEもMozilla系ブラウザも、もっさりとした挙動の中、Chromeの軽さは群を抜いていました。ただ、最近は機能追加によりメモリはバカ食いするわ、挙動は重くなってくるわと、IEやFirefoxを使うのと大差ない感覚ですね。使っている携帯電話がAndroidなのでChromeを使う方が親和性が高いように思えるのと、PCとの連携をするためにChromeも利用していますが、利用規約を見るとちょっと怖い事もあり、普段使いはFirefoxにしています。以前は敬遠していたIEも最近のバージョンは悪くないと思っています。ただ仕事柄か周りの人ではIEを普段使いしている人は見ませんね。そもそもMac使いがかなりを占めるようになってきていますし。