Microsoft IMEに登録した単語を移行する方法

長年PCを使っていると、IMEの辞書が育っているわけです。難読、人名、短縮読みなど、あれこれあるわけですが、PCを新調すると再登録する必要があるわけです。Windowsであれば 「Google日本語入力」などに入れ替えるといった方法もあるのですが、自分の場合、「Google日本語入力」をインストールすると、あるアプリが動作不良を起こすといったことがありまして、Microsoft IMEを利用しているわけです。

最近、PCを買い替えたこともあり、いつもの手癖で変換しようとするとおかしな変換候補を提示してきたことから、ああ、IMEがクリーンになってしもうたのか・・・と嘆いていたわけです。

そういえばIMEの辞書って移行できないのかしらと、あれこれ触っていたら出来てしまったので備忘録。ああ、もっと早くに気づけばよかった。

「ユーザー辞書ツール」の起動

これ、スタートメニューには出てこないんですよね。検索枠からも出てこない。手っ取り早く起動する方法はほかにあるのかもしれませんが、自分が確認した方法。

  1. 画面右下の「あ」「A」と表示されているIMEのオプションを右クリック>「単語の追加」を選択
  2. 「単語の登録」ウィンドウの左下、「ユーザー辞書ツール(T)」をクリック

辞書データの保存

「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」の メニューから
ツール>一覧の出力  をクリック
ファイル名を適当に指定して「保存」。この時にファイルの種類が「Microsoft IME形式テキスト (*.txt)」に名なっていることを確認してください。

辞書データの取り込み

上記の手順で出力したテキストファイルを、ユーザー辞書ツールで読み込むと、辞書に反映することができます。同様に
ツール>テキストファイルから登録  をクリック
保存したテキストファイルを指定して「開く」
データに問題がなければ、内容が取り込まれて辞書に反映されていると思います。

こんな感じで辞書のテキストデータをOneDriveあたりで共有しておくと、いろいろなPCを利用する際にIMEの辞書をある程度、共有がすることが出来そうです。マイクロソフトアカウントに紐づけて、自動で反映してくれると楽なんですけどね・・・
頻繁に辞書更新をされる人は、何らかの手順実行の自動化を組んでおくといいのかもしれません。自分の場合はそこまで頻度が高いわけではないので、手作業でいいかな。

TipsIME,Windows

Posted by tomi