昨年からExcelのアップデートがかかっていて一部の人は使えるようになっているxlookup関数。Twitterでボヤいていたら「もう使えるようになってるよ。更新かけてみれば？」といったメッセージも頂きます。ただ、あいかわらずセルに=xlookup と打ち込みかけては、補完機能が働かないし、書き切っても反応しないのですよね。
これはいったいどういう事なのだと改めてヘルプ画面を見てみると、「注」が補足されてましたよ。「この関数は現在、月次チャネルでOffice365サブスクライバーが利用できます。」とな。
Excelのアカウント画面からチェックしてみると、まさしくヒット！！
解説サイトを読んでみると、エンタープライズ用途では検証してから導入できるようにアップデートの頻度を抑えているようなのですね。私のようにベータ―版含めて、極力最新の機能を使いたい人は月次に変更できるらしいのです。（Windows本体は、さらにチャレンジャーはInsider Programに登録すると、リリース前のバージョン利用も出来ましたが、Officeでもそうなのかしらん？）ただしこれはOffice 365 / Microsoft 365を導入している組織単位のポリシーの問題なので、管理者権限で設定変更できる必要があります。
早速、「Microsoft 365管理センター」ページを確認してみますと、「推奨事項」に表示されてましたよ。半年以上ぼやいていたのがMicrosoft社に伝わっていたのでしょうか。
「推奨事項を表示」しますと、確認画面が出てきます。
これで変更を確認ボタンをクリックすると
更新間隔の変更が出来るようになったっぽい。
早速、Office / Excel を立ち上げ直し、ライセンス画面から「今すぐ更新」を選択
うーん、すぐには変更が反映されないのですね。
その後、Windows自体を再起動してみましたが、あいかわらず。
Office自体を再インストールすれば、きっと反映されるのでしょうけど、ちょっと時間もかかりそうなので、ちょっと様子を見てみます。（急がれる人は、試してみて結果を教えて頂けるとうれしいです。）
補足：推奨以外でメニューを辿って「月次」に変更する手順
「Microsoft365管理センター」画面から、
設定＞設定＞Officeソフトのダウンロード設定
画面右側に設定画面が表示されますので、「毎月（月次チャネル）」を選択し、下の「変更の保存」ボタンをクリックします。
追記：Excel自体の更新
そのままExcelを放置して数日たちましたが、更新頻度は「半期チャネル」のままで、更新かけても「最新」表示がでたままなんですね。結局はMicrosoft365のマイアカウントページから、Officeのインストールをクリック、OfficeSetup.exeを実行して上書きインストールしたら、無事に反映されたようです。
無事に xlookup 関数も補完されるようになりました。
